人材募集

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Massachusetts General Hospital Cancer Center 塩田ラボ ポスドク募集

Massachusetts General Hospital Center for Cancer Research の塩田ラボは、現在ポスドクを募集しています。 採用後に参加が求められる主な研究プロジェクトは、ヒト始源生殖細胞モデル Primordial Germ Cell-like Cells (hPGCLCs) を iPS 細胞から作成し、その長期培養株を樹立して、関連諸分野への応用展開を試みるものです。これまでに塩田ラボではhPGCLC長期培養の基礎技術を開発し、いくつかの Long-Term Culture hPGCLC (LTC-hPGCLC) 株の樹立に成功しています(投稿論文査読中)。LTC 株を用いた研究テーマとしては、ヒト生殖細胞の基礎発生生物学(齧歯類生殖巣体細胞との混合培養系による、配偶子形成に向けてのインビトロ分化モデルの構築); 始源生殖細胞に由来する胚細胞腫瘍(セミノーマ、胎児性癌、奇形腫など)の、ゲノム編集技術を応用した発癌機構解析; 薬物や環境汚染物質の生殖細胞毒性評価のための培養ヒト生殖細胞スクリーニング系の樹立と応用; および前世代で受けたストレスや後天的獲得形質のエピジェネティックな遺伝現象の分子機構解析などを手掛けています。

役職名は Postdoctoral Research Associate で、塩田ラボの現地での研究活動に従事している期間は、米国 NIH のガイドラインに沿った額の給与が支払われます。主要業務は Principal Investigator (塩田敏博)の指導のもとで独立した研究を行い、英語論文の作成と投稿、英語での学会発表、および研究助成金取得のための書類の作成と応募です。

応募者に求められる条件は以下の通りです。

1)M.D. あるいは生物学関連諸分野での Ph.D.の学位を取得している。あるいは2022 年3月末日までに取得見込みである。

2)2022 年 4 月から塩田ラボの現地 (Boston, Massachusetts, USA) での研究活動に、米国 J-1ビザを取得して参加できる。あるいは現在有効な米国就労ビザや永住権等を取得している。

3)2022 年 1 月から、塩田ラボの現職ポスドクによるリモートでのトレーニングに参加できる。現職ポスドクは2022 年3月中旬に日本に帰国予定のため、このトレーニングは主に細胞培養に関する諸技術の後継ポスドクへの円滑な継承を目的とします。トレーニングは日本語および英語で行われ、参加に対して給与は支給されません。トレーニングの頻度や日時・時間帯などは、応募者の経験と現在の就業状態等を考慮して、相談のうえ決定します。

4)最低2年間、ポスドクとしての勤務を継続できる。今回の募集では、短期滞在のみ可能な応募者は選考の対象になりません。

5)哺乳類細胞の培養技術に習熟している。特に ES細胞および iPS細胞の作成、維持、分化誘導などの経験を持つ応募者は優先的に考慮されます。

6)Deep Sequencing, Bioinformatics, Statistics などを使っての RNA-seq, ChIP-seq, Hi-C seq, ATAC-seq, WGS などの経験を持つ応募者は優先的に考慮されます。ただし、完全に DRY 解析のみの学位や業績を持ち、細胞培養など WET ラボの経験が無い応募者は、今回の選考の対象になりません。

7)英文での論文執筆、学会発表、研究助成金申請書作成の経験がある応募者は優先的に考慮されます。

8)日本国籍を有しない応募者については、英語と日本語の流暢さも審査の対象となります。少なくとも英語あるいは日本語のいずれかが研究業務を遂行できる程度にまで流暢でないと業務に支障をきたすため、選考で有利にはなりません。また、米国で研究業務に従事するビザが短期間に取得できるか否かについても、審査の範囲内になります。

応募者は履歴書と自己推薦文(1ページ)を塩田敏博(shioda@helix.mgh.harvard.edu)までメールで送付してください。応募に関する質問等も、塩田まで直接お送りください。募集の締め切りは特に設けませんが、条件に適合する応募者はその都度遅滞なく審査され、採用が決定した時点で募集を終了します。

連絡先:塩田敏博(shioda@helix.mgh.harvard.edu